久々に面白い本に出会えたので紹介したいと思います。
30代後半から始めたランニングですが、高校で陸上をやっていたわけでもないのでランニングの基礎等全く知らないところから始めてます。昔から走ってる人のアドバイスをもらったり自分で色々試してみてきているわけですが、一番知識をもらっているのはランニングの本から。専門書や週刊誌などをみて色んな走り方の効果や昨今の事情や流行りを見たりしてます。
よく楽天を使うので楽天マラソンの時期にはポイントアップもあって楽天ブックスかkoboで購入して一石二鳥だったり。大体有名な本は読み漁って日々のトレーニングに取り込んでみてます。
その流れに漏れず今回も楽天で買ってみたのは「ランニングと栄養の科学」という本。
いつも走り方やトレーニング方法に関する本ばかり買っていて、たまには栄養面の勉強でもしてみようかと思って買ってみました。
内容的には栄養の部分もありそれはそれでこれから試してみるのですが、走り方の部分についても他の本では分かりえなかったことが書いてありました。
よく「腰高フォームで走りましょう!」といろんなところで書いてあるのを見るのですが、自分の認識では骨盤を良く動かして胸あたりを起点に走ればいいのかな、程度に考えてました。自分の勝手な解釈かもしれませんが本書では「腰高フォームで走る」の本当の意味が見つけられた気がします。
きちんと理解するには本書を読んだ方が良いと思いますが、読んだことを自分で試したみた結論としては「肩甲骨が骨盤を回転させる力をうまく発生させる腕の振り方をすると、同じペースでも上半身を力をかなり使えて足の力で走る割合が軽減できる」ということです。
これを実践するために本書に書いてあるストレッチから始めて走り始めてから腕と肩の回転を意識してみたのですが、急に足の負荷が減った感覚がありました。上半身の使い方をよく理解してなかった自分には大きな発見です。但し足の着地と使う筋肉の部位に変化が出たので(自分はお尻+太もも裏側メインで走っているところからふくらはぎ+太もも前側に負荷がシフト)、上半身の動きを維持しながら元の筋肉の使い方に調整していきました。
筋肉がうまく使えてくるとペースは維持しつつ足の負荷は下がり、わずかに心拍数は落ちる方向に。これをうまく自分のものに出来れば大幅なタイム短縮が期待できる気がしてます。今までよりも体幹をきちんと使う方向に変わっていくと思うので、めんどくさがらず筋トレをきちんと続けていきたいと思います。
本来求めていたのとは別の情報、かつあまりメジャーではない(すいません)本から貴重な体験を得られたのは面白い体験でした。まだまだ速いタイムを出せる自分ではないので今後も色々なところから情報収集し試していきたいと思います。
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