上半身を使ってタイムアップ

ラン

膝の調子が悪くなってから久しく更新していませんでしたが、ランニングは出来る範囲で続けてました。今は膝も全く問題なく走れるようになりタイムも過去最高を更新中です。何をしてきたか簡単に書いてみます。

まずは膝の痛みについて。
結論から言うと原因は腰に力を入れて地面からの荷重が集中するようにしてしまっていたせいでした。よく「腰高で走ること」と見たり聞いたりしますが、それを腰を前に出すようにしてやってしまっていました。その姿勢で走ると膝が痛むので、体を前に出すポイントを上にずらしていったところ胸のあたりまで持っていくと楽に走れて膝も痛くないポイントを発見。青学の選手のように胸を前に出して走るイメージですね。足も勝手に前に出るし自然に腰高になるし、何よりも膝が痛くありません。足の筋肉もハムストリングを主体に使う姿勢に変化しました。

この動きを習得する際に得たものがもう一つ。背骨を回転させることでその力が足に伝わり、足の力を使わずに足が後ろに押されていきます。
背骨を回転させるには肩甲骨を回すのがやりやすいです。背中の力を使って肩甲骨を回転させることで背骨が回り、その力が足を後ろに押す力に変わります。足の力を使わずしてペースとストライドが上がり、心拍数は上がらないもんでいい走り方を見つけたなと。速い選手たちの腕の動きを見ると後ろの方に引いているように見えていましたが、実際は肩甲骨を後ろに引くことでそれにつられて腕が引かれているんだと解釈してます。

上記2点の変化によって、走っている際は体の後ろ側の筋肉(ハムストリングと背中)を主体に使うように変化してます。体の一部に集中した力が掛かることはなくなり、ペースを上げていくとストライドが大きく伸びていき足が後ろに跳ねる感覚を得られるようになりました。合わせてピッチは以前よりも下がり、よりハイペースで楽な動きを維持できるようになってます。おかげでハーフマラソンのPBも1:35でしたが4月の気温高めなレースでも1:31まで更新出来てます。

多分自分の書いた内容だけでは理解できないと思うので、興味のある方は以下の本を読まれると良いと思います。この走り方を習得している間に見つけたのですが、自分が体現している内容そのものが書かれており分かりやすいと思います。

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