【製品レビュー】Salomon ハイドレーション ソフトリザーバー 1.5L

レビュー

サロモンの背中に背負うハイドレーションを購入したのでレビューしてみました。これから購入しようかと検討している人の参考になればと思います。

トレイルランをやっている人をみるとたまにザックからチューブを出している人がいると思いますが、背中にこれを背負って給水している人たちです。自分が買ったザックにも搭載が出来るのですが、肩に入れるフラスクが購入時から2本付いていて計1L近く入るため大体のロングラントレーニングでもこれで賄えてしまいます。いつか必要になるときまで買わなくていいや、としていたのですが先日のトレイルラン大会では必要になりそうだったので意を決して購入に至りました。

ハイドレーションの見た目

自分が購入したのは計1.5L入るハイドレーション。2Lの容量もありましたが自分のザックは1.5Lが丁度入るようになっていました。またフラスクもあるのでそこまでは不要と判断。

本体とチューブ(以下ストロー)は分離出来るようになっており、接続も簡単。

飲み物の入れ方

本体の飲み物を入れる部分は漏れないようにかなり頑丈なつくりになっている。まずは上部のロックしているプラスチックを横にスライドさせて外す。

そして本体に指を引っかけられる部分があるので両側から開ける方向に引っ張ると写真のように液体が入れられる状態になる。引っ張る力がかなりいるので壊さないか最初はかなり不安だったがこういう仕様のようだ。

飲み物を入れたら開けたのと同じ要領で上部を閉めていく。
自分の購入したザックADV SKIN 12にはハイドレーションを入れる袋が付属されていて、本製品はジャストフィット。この袋はアルミが貼ってあって断熱性があり、トレイルで使ってもなかなか温度が上がらなかった。

フラスクも同じだが、液体以外に空気が入っていると走っているときに液体が動いて「ジャバジャバ」と音がしてうるさい。フラスクは空気が上にあるので飲んでいれば空気は抜けて音が収まるのだが、ハイドレーションは下から液体を抜いていくので空気は最後まで残ってしまう。よってハイドレーションに飲み物を入れて開け口を閉めたら、チューブ付近に空気がくるようにしてチューブから空気を吸い切ってしまうことをお勧めします。

水を入れて飲んだ感じ変な匂いや味も無く、他の類似品のレビューに載っているような不快感はなかったです。チューブの着脱も容易、飲み口の形状は持っているフラスクと同じで良いです。

ちなみにスポーツドリンクなどは雑菌が残りやすい為水が推奨されているようです。ただきちんと洗えば問題ないのではと思ってますが。

ザックへの搭載の仕方

自分が持っているサロモンのADV SKIN 12での使い方です。自分なりに試行錯誤した結果なので、メーカーの意図した正規の使い方ではないかもしれませんがご容赦下さい。

ADV SKIN 12はハイドレーションをいれるポケットがあるのでここにハイドレーションを入れます。上部は吊り下げ&揺れ防止用のタブが本体から出ているので断熱袋のヒモを通しておきます。

下部にはストローを通す穴があるので、ハイドレーションを入れたらここでハイドレーション本体とストローを接続します。

次にストローはハイドレーションを入れるスペースでとぐろを巻かせて長さを調節。ストローの口元はザックの右側にストローを通すゴム素材の輪っかが出ているのでそこを通します。背中~口元の長さを調節して完了。

すぐに飲める位置にストローがいるのと、余分なストローがザック本体内にいてくれるのでどこかに引っかかることもなく快適に使えてます。ただ給水~搭載まではそれなりに時間を要するので、どうしても必要でなければ使うのが楽なフラスクを選んでしまうと思います。

洗い方

サロモンのハイドレーションパックは裏返しに出来るのがよいです。特に大きな力も必要なく裏返しに出来るので普段使っているスポンジなどで事足ります。

ストローの口元キャップも手で取れますので外して水洗い。キャップ外した方がストロー内の水がよく回るので洗いやすいです。

使ってみた感想

トレイルランでデビューさせましたが、重い感じもなく動きを阻害する感じもなくすぐに給水が出来て便利でした。

フラスクとの比較という観点だと以下を挙げます。
・大容量入るので長距離におすすめ
・搭載&お手入れに手間が掛かるので近場をサクッと走りたいときにはあまり活躍しない
・(ADV SKIN 12には)断熱材がついた袋に入れるのでいくらか走った後でも冷たいまま

状況に応じてフラスクと使い分けるのがよさそうです。

まとめ

給水をするという観点だけで言えばフラスクだけ持っていても良かったのですが、たまに30km走をするときや暑い時期はそれでは追いつかないことが多々あります。保温もできるのでこれからの暑い時期は冷たくした水を入れて使うシーンが増えそうです。

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